海図屋 > 陸水航路 > ヨーロッパの部

陸水航路~ヨーロッパの部

エブロ航路、ロワール航路、ライン・アルプス航路

大航海時代Ⅴ陸水航路~ヨーロッパ E1エブロ航路、E2ロワール航路、E3ライン・アルプス航路

西ヨーロッパを縦断する3つの航路です。
うち2つは貫通して北海と地中海を繋ぎ、メインクエの移動で良く通ります。

E1 エブロ航路

バレンシアとビルバオを結ぶ航路です。
バレンシアから7割がエブロ川、残りビルバオの西側がイバイサバル川、東側がビダソア川です。
海図1枚でイベリア半島をショートカットできるため、北海・地中海連絡には重宝です。

使用海図
都市・拠点
イベリア半島2
バレンシア、ピレネー南麓、ビルバオ

E2 ロワール航路

パリとマルセイユを結ぶ航路です。
パリから8割がロワール川、残りマルセイユ側2割がほぼローヌ川です。
北海・地中海連絡ではE1エブロ航路よりも便利ですので、ラズリと相談しながら使いましょう。

使用海図
都市・拠点
フランス西岸2
パリ
中欧2
──
西地中海2
マルセイユ

E3 ライン・アルプス航路

北海とアルプス山脈を結ぶ航路です。
アウグスブルク付近を除き、ほぼライン川のまんまです。
見つけにくいアルプス山脈南に行ける唯一の航路ですので、南から探さないよう気をつけましょう。

使用海図
都市・拠点
中欧2
ケルン、ケルン南東、アルプス南山脈、アウグスブルク

ライン・ドナウ航路、エルベ航路(プラハ航路)

大航海時代Ⅴ陸水航路~ヨーロッパ E4ライン・ドナウ航路、E5エルベ航路(プラハ航路)

E4 ライン・ドナウ航路

黒海を北海や西地中海に結ぶ水路です。
黒海からアウグスブルク西の曲がる辺りまでがほぼドナウ川、残りアントワープまでがライン川です。
実際も、ライン・マイン・ドナウ運河により北海と黒海が結ばれ、多くの船が往来しています。

ロンドンとアレクサンドリア・ナイル方面の移動には大変便利です。
黒海2と黒海4は経由する港が異なるだけで、どちらも通行できます。
ただ、経由する港が少ないため、交易も兼ねての移動ならばE1エブロ水路やE2ロワール水路が得です。

途中、アドリア海への分岐については、E9中欧海・アドリア・ドナウ航路の一部分として扱います。

使用海図
都市・拠点
中欧3
アントワープ、ケルン南西、アウグスブルク、ウィーン
アドリア海3
──
黒海2
ワラキア、カッファ
黒海4
ブカレスト

E5 エルベ航路(プラハ航路)

ハンブルクとプラハを結ぶ航路です。
エルベ川とプラハを通る支流ヴルタヴァ川そのものです。
プラハに入る唯一の航路で、ダ・ヴィンチを追っかける人は良く通ります。

使用海図
都市・拠点
北海2
ハンブルク
中欧3
プラハ北、プラハ

ドニエプル航路(キエフ航路)

大航海時代Ⅴ陸水航路~ヨーロッパ E6ドニエプル航路(キエフ航路)

E6 ドニエプル航路(キエフ航路)

黒海と、現のバルト海、夢のルーシ海、その先のカスピ海を繋ぐ水路です。
黒海からドニエプル川本流を遡ってキエフに至ります。
キエフから西へは、支流プリピャチ川を経て、ヴィスワ川支流のブク川に飛び、バルト海に抜けます。
キエフから北へは、ヴォルガ川の上流に飛び込み、ルーシ海に入り、カスピ海まで続きます。

ヴオルガの支流により、モスクワとウファまで到達できます。
カザンより西へは、オカ川とその支流クリャージマ川を遡り、モスクワに至ります。
カザンより東へは、カマ川とその支流ウファ川を遡り、ウファまで続きます。
特にモスクワに出入りする航路は、メインクエのリューシャルートの攻略に必須です。

使用海図
都市・拠点
黒海3
キエフ南東、キエフ
バルト2
ワルシャワ
ルーシ3
スモレンスク、カザン、モスクワ、ウファ
カスピ1
サライ、グリエフ、パクー

スヘルデ航路(ブリュッセル航路)、中欧海・ローヌ航路

大航海時代Ⅴ陸水航路~ヨーロッパ E7スヘルデ航路(ブリュッセル航路)、E8中欧海・ローヌ航路

E7 スヘルデ航路(ブリュッセル航路)

ブリュッセル経由でパリと北海を結ぶ短水路です。
スヘルデ川をパリまで延ばしたルートを通ります。
ロンドンが隆起してドーバー海峡が通れないときに便利かもしれません。

使用海図
都市・拠点
フランス西岸2
パリ
中欧4
ブリュッセル

E8 中欧海・ローヌ航路

幻の中欧海を経由して北海を西地中海に繋ぐ水路その1。
リューベック西から中欧海に入り、ローヌ川を通り、マルセイユから西地中海に出ます。
イベリア半島とバルト海を往復する際に結構便利です。

使用海図
都市・拠点
北海3
──
中欧4
アウグスブルク、チューリッヒ
西地中海2
マルセイユ

中欧海・アドナウ航路、北ドヴィナ航路

大航海時代Ⅴ陸水航路~ヨーロッパ E9中欧海・アドナウ航路、E10北ドヴィナ航路

E9 中欧海・アドナウ航路

中欧海を経由して北海を西地中海に繋ぐ水路その2、アドリア海とドナウ川を経由して黒海まで続きます。
リューベック西から中欧海に入り、ジェノヴァから西地中海に出ます。
さらにジェノヴァからポー川を下り、アドリア海を経由して、ドナウ川から黒海に抜けます。

西地中海3の代わりに西地中海4を使っても同じ経路で北海と黒海を行き来できます。
ただ、西地中海4では地中海に出られず、ジェノヴァにも寄港できません。

使用海図
都市・拠点
北海3
──
中欧4
アウグスブルク、チューリッヒ
西地中海3
ジェノヴァ
アドリア海3
ラグーザ北西、ラグーザ
黒海2
ワラキア、カッファ
西地中海4
──
黒海4
ブカレスト

E10 北ドヴィナ航路

バルト海のフィンランド湾から東へ向かい、ウラル山脈まで奥深く突き進む水路。
アルハンゲリスクの西が白海、白海の南とベロエ湖の西はオネガ湖、ラドガ湖とフィンランド湾が続きます。
アルハンゲリスクの東は分岐点までが北ドヴィナ川、分岐から西は支流のスホナ川、東は支流のヴィテグダ川です。
実際も、バルト・白海運河、ヴォルガ・バルト水路、北ドヴィナ運河で全てがルーシ2の海図通りに繋がれています。

ウラルで行き止まりとなるため、メインクエとウラル掘り以外では殆ど使わない航路です。

使用海図
都市・拠点
バルト海3
サーレマー島
ルーシ2
ノヴゴロド、アルハンゲリスク、ベロエ、ペチョラ
バルト海4
レヴァル

ペテル航路

E11 ペテル航路

バルト海からルーシのペテルブルクまでの航路。
北航路と南航路の2つに分かれます。
北航路は氷河湖の数々を繋げた夢のような水路です。
南航路は氷河が作り出した現のフィンランド湾です。

ペテルブルクに入る唯一の航路群です。
氷河の進退で通れる航路が変るため、
海図の組合せには注意が必要です。

使用海図
都市・拠点
バルト海3
サーレマー島
(北航路) ルーシ3
ペテルブルク
(北航路)
(南航路)
ルーシ1
ペテルブルク
バルト海4
レヴァル
(南航路)
大航海時代Ⅴ陸水航路~ヨーロッパ E11ペテル航路

水先案内

陸水航路シリーズ

注意

  • 航路名は独断と偏見で適当に付けてます。
    • 実在する川を通る場合は、主要部の川の名前から取りました。
    • 想像上の内海は、海図から取りました。(中欧海、ルーシ海)
  • リアル世界と照らし合わせた経路は推測です。そう設計されているかは中の人のみぞ知るです。

Special Thanks

参考資料